証券 の 計算メモ |
最終更新日 2013/4/15
日数計算 |
債券の経過利息、利息計算時の日数の考え方 経過日数/年日数 の基準 (正直あまり自信の無い項目です) Act/365
Act/Act
Act/Act(年日数のカウントが特殊な場合)
30/360
(初日不算入の片端で、1月は2(29、30日分 31日は数えない)、2月は30(30日とする)、3月は1 の計33日) ただし、以下は例外 ・例外1 計算期間終了日が2月末の場合、計算期間終了月は実日数で数える 2月末日は、閏年の場合2/29、閏年以外は2/28 以下例は2/28が末日とします。 1/28~2/28 = 30日 (初日不算入の片端で、1月は2、2月は28(30ではない) の計30日) ・例外2 計算期間初日が30、31日以外で、計算期間終了日が31日の場合、計算期間終了月は実日数で数える 1/28~3/31 = 63日 (初日不算入の片端で、1月は2、2月は30、3月は31(30ではない) の計63日) ・例外3 計算期間初日が2月末の場合、2/30日として数える 2/28~3/31 = 30日 (初日不算入の片端で、2月は0、3月は30(2/30扱いになるため、例外2は適用されない) の計30日) 参考:2/28~3/1=1日 3/30~3/31=0日 3/30~4/1=1日 3/31~4/1=1日 30E/360(ユーロ方式)
2/28~3/31 = 32日 (初日不算入の片端で、2月は2(30日まであると考える)、3月は30(30日で数える) の計32日) でも、以下だけは例外 ・例外 計算期間終了日が2月末の場合、計算期間終了月は実日数で数える 1/28~2/28 = 30日 (初日不算入の片端で、1月は2、2月は28(30ではない) の計30日) 参考:2/28~3/1=3日 3/30~3/31=0日 3/30~4/1=1日 3/31~4/1=1日
2/28~3/31 = 30日 (初日不算入の片端で、2月は0(2/30日開始と考える)、3月は30(30日で数える) の計30日) 例外として、計算期間終了日が満期日で2月末の場合は30日にはしない 参考:2/28~3/1=1日 3/30~3/31=0日 3/30~4/1=1日 3/31~4/1=1日 30E+/360
参考:2/28~3/1=3日 3/30~3/31=1日(3/31を4/1として考える) 3/30~4/1=1日 3/31~4/1=1日 |
片端 両端 |
利払期間の日数の数え方 片端(初日不算入)
片端の初日不算入と終日を除く場合では、期末の未収の計算等に使う日数計算で差が出る 未収利息の計算で9/30時点の経過日数を求めるとして、9/20~9/30を数える場合、 未収計算時の末日9/30はどの日数の数え方でも含むので以下になる 片端(初日不算入) : 9/21~9/30の9日 片端(終日は除く) : 9/20~9/30の10日 両端 : 9/20~9/30の10日 |
利払日の休日考慮 |
債券の利払日が休日になる場合の調整方法 翌営業日(Following)
翌営業日 月替わり前営業日(Modified Following)
2012/4/30(振替休日)の利払日を翌営業日にした場合、2012/5/1になり月が変わるため この場合は、2012/4/27を利払日とする 前営業日(Preceding)
前営業日 月替わり翌営業日(Modified Preceding)
債券の利息計算に関わる利払日の調整方法 利払日が休日のため変更の場合に、経過利息や日割りの利息を計算する際の基準の日をどうするか 調整しない(unadjusted)
調整する(adjusted)
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例 |
利払日4/21、10/21の年2回利払の銘柄について 2012年度の利払日は、2012/4/21(土)、2012/10/21(日)となる ここでこの銘柄の募集要項に以下のような記載があった場合 ・利払日が休日の場合は翌営業日とする ・利息を計算する場合は休日の考慮を行わなず、実際の日数の片端で計算し年日数は365日とする (act/365 Following unadjusted 利付固定の日本国債に多い組合せ) 2012年度の利払日は2012/4/23(月)、2012/10/22(月)となる 2012/4/21~2012/10/21の間の売買の際の経過利息や、 2012/10/22の利息を日割りで計算する場合は、 2012/4/21~2012/10/21の期間の実日数を片端、年日数は365日で計算する (2012/10/22に売買した場合は、次の利息期間2012/10/21~2013/3/21で考えるので、片端なら経過日数1日) |