最終更新日 2012/10/24
 利回り
元本に対して1年間でどれくらいの収益を生み出すかの割合

・直接利回り
利回り(直利) = 年利率  × 100
買付価格
  • 利回りの少数桁は4位切り捨てが一般的


・単利利回り
利回り(単利) = 年利率 + (額面 - 買付価格)÷ 残存年数  × 100
買付価格
  • 利回りの少数桁は4位切り捨てが一般的
  • 残存年数 = 残存日数 ÷ 365
    残存日数は受渡日~満期日の片端計算 
    満期まで1年以上の場合は閏日は考慮しない 
    満期まで1年未満の場合は閏日の考慮が入る、ただし年日数は365のまま 
    残存年数の少数桁の扱いは任意
    (少数何桁まで管理するか、四捨五入等の端数処理の規定は無いと思われる)
 上記は最終利回り
 買付価格 残存年数が、発行価格 年限になった場合は応募者利回り

 計算例
単利利回り 以下の場合

 受渡日 : 2012/2/10
 年利率 : 0.5%
 約定単価 : 99.3
 満期日 : 2015/12/20

 残存年数 = 3.85753424
 (2012/2/10~2012/12/20 = 313日(片端 閏日除く)より、313/365 = 0.857534247
  2012/12/20~2015/12/20 = 3年
  これより、2012/2/10~2015/12/20の残存年数 = 3 + 0.85753427 = 3.85753424
  2012/2/10~2015/12/20から閏日を除いた日を求めて365で割っても同じ)

 利回り = (0.5 + (100 - 99.3) ÷ 3.85753424) ÷ 99.3 × 100 = 0.686266937

 計算中の少数桁はいずれも9桁切り捨てにしてます